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2004年9月の記事

2004/09/30

Re: 2004-09-12 小さな達成(@The Shira Blog)

中国語の勉強を始めたShiraさんは、中国語を入力するために日本語を入力する親指シフトキーボードとは別のキーボードを使っています。
http://shira.txt-nifty.com/shira_blog/2004/09/20040912.html

助かったのはATOK+NICOLA(親指シフト)キーボードを日本語入力にそのまま使えること。中国語のためにこの快適な入力環境は捨てられないと思っていたから。

日本語だけでなく他の言葉を入力する必要がある場合はキーボードの選択はいよいよ難しくなります。

Shiraさんの場合、キーボードを二つ使うというやり方で乗り切った訳ですが、その他、どのような解決策が考えられるでしょうか。

(例1)日本語も中国語も入力には英語キーボードを使う。
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/9011/
を見ると、かなり多くの言語が英語101キーボードを使って入力できるようです。この場合の問題は、それぞれの言葉にあった使いやすい入力方法がとれるかということです。

(例2)日本語も中国語も入力には親指シフトキーボードを使う。
拙サイトの
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub149.htm
では、中国語に親指シフトを使う考え方が提案されています。ただし、私の知る限りでは実装例はありません。

(例1)は、どんな言語でも一つのキーボードですませられるという「合理的な」やり方のように見えます。ふんだんに世の中にある安価な英語用キーボードを使いさえすればいいのですから。でも、どうでしょうか。本当に使いやすいかどうか分からないやり方で続けることが本当にいいのでしょうか。

人間の知恵を大切にする社会は、働きやすい環境を用意することが必須です。なぜなら、人間こそが競争力の源泉だからです。そのことを理解せずに、ただ単に「安くてたくさんあるから」という理由だけで、大事な選択をしてしまっていいのでしょうか。

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2004/09/23

Re: ゆびにやどるきおく(@けいおすなるぶろぐ)他2件

ゆびにやどるきおくとは、果たしてなんでしょうか。らびさんが語ります。
http://opal.cocolog-nifty.com/chaos/2004/09/post_1.html

忘れようとしても・・ この指が覚えているのね・・

ローマ字かな変換になれると、英語を書く時に間違えるという話はよく聞きます。なまじ近いと間違えるということはよくあることです。

「指が覚えている」というのは、キーボードによる入力という技術の性格を的確に表現したものだと思います。考える前に指が動きだすという感覚は実際にタッチタイプを経験したことがない人には分からないものです。心理学や生理学などの学問分野ではどのように説明しているのでしょうかね。

「m」さんは、ずっと前に覚えた親指シフトの配列のホームポジションの文字を少しの間違いだけで今でも覚えていました。
http://mm.at.webry.info/200409/article_25.html

「はときいん」「せけてしう」「みおのよっ」「もゆなあを」 親指シフト、と聞いて、思い出しました(記憶に頼っているので、違っているかもしれませんが)。

http://mm.at.webry.info/200409/article_26.html

「みおのょっ」「もゅなあを」ですか。ほんと、惜しい!

親指シフトを現役でばりばり使っている人でも例えば「右手人指し指のホームポジションの上の文字は何?」と言われてすぐに「ち」と出てくる人はあまりいないのではないかと思います。つまり、「文字→キーの場所」ということはできても、「キーの場所→文字」というのは分からないということが多いのです。それでも、文字の入力にはまったく問題がありません。これがキーボードを使った文字の入力、特にタッチタイプの技術の特徴なのです。まさしく「この指が覚えている」という状態です。

おそらく「m」さんも、今でも親指シフトキーボードを前にしたとたんに「駐車場(ちゅうしゃじょう)」なんて、まったく間違いなく打ち出すんじゃないかと思います。そうした意味で、キーボードの入力技術は自転車をこげるようになるということと似たところがあるような気がします。

これは、親指シフトに限らず、JISかな入力でもローマ字かな入力でも同じことだと考えられます。それならば、指を動かすことが合理的にでき、「指が覚えやすい」親指シフトの方が優れているのです。

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2004/09/22

Re: 。「親指シフトキーボード」についての話、つづき(@すくすく日記)他1件

ワープロ専用機の時代は印刷結果を良くしようと結構技を使ったものでした。でも、使う機械がパソコンになり、使われる機会も印刷物作成から電子メールなどに変わってくるとそうした技を使うことも少なくなってきました。

。「親指シフトキーボード」についての話、つづき(@すくすく日記)で、働くお母さん「m」さんは、こう言っています。

気がついてみれば、パソコンで文章を打つようになってから、「早く入力して、美しく仕上げたい」という気持ちが、いつの間にかなくなっていました。印刷されることを前提にしている場合には、例えば均等割付で改行位置を調整したり、いろんな工夫をする余地がありました。

今は、清書を頼まれることも少なくなりましたし(自分で入力できる人が増えた)、そもそも印刷を前提としていないので、いろいろな「技」を使うとかえって邪魔になってしまうんですよね。右端設定、左端設定も電子メールでは関係ありませんし。

ワープロ専用機とワープロ専用機特有の文書レイアウト(@巣窟日誌) では、ふくしまゆみさんが、そうした技の数々を思い出しています。

そして「右寄せ」「左寄せ」「センタリング」「罫線」などの機能に目を見はり、次に積極的にその機能を使った。ついでに、やらなくてもいい「網掛」や「均等割付」などの機能を使いまくり、絵文字をたくさん散らし、ああでもないこうでもないと、うきうきと楽しげに文書のレイアウトを思案した。

それも時代が経ち、ワープロソフトも洗練されてきて、使う人の意識も変わってきました。

現在のワープロのソフトは当時とは比べ物にならないぐらい発達した。その間に人々はワープロを使うべき文書と使わない文書を、当時より正確に判断できるようになり、すっきりした文書レイアウトの美と効率性を、前よりも良く理解するようになったようだ。

確かに昔に比べると、印刷された文書の洗練度合いはずいぶん向上した気がします。これは文書の作成という仕事のし方が変わったことにも影響を受けている気がします。昔は、「偉い人」が手書きのドラフトを書き、「部下」がワープロで清書し、印刷物をまた偉い人が見て、部下に修正を指示して・・・というサイクルで文書が作られました。

今はこんなことをしていたら日が暮れてしまうので、誰かがドラフトしたものを、偉い人にメールで送り、偉い人はそれを自分のパソコンで修正する・・・という仕事のし方が普通になっています。部下を持たない人はすべて自分でやります。

こうなると、文書ファイルも他人が見て分かりやすいものでなくてはならず、いろいろな装飾をすることはかえって困難を招くことになり、すっきりした見た目の文書の価値が高まるということになったと思われます。

そういえば、昔"The PC is not a Typewriter"という本を読んだことがあって、なるほどなと思ったことがありました。例えば、ピリオドのあとはスペースは1つ(タイプライターだったら2つ)、アンダーラインでなくてイタリックにしろ、プロポーショナルフォントを使え、フォントの種類は1ページ2つまで、それもコントラストがあるものを、等々、ずいぶん勉強になりました。

日本語の文書でもこうしたことをきちんと勉強させるべきなのではないかなと思います。私が一番嫌いなのは日本語の斜体!こんなの、ちゃんとした印刷物で見たことはありませんよね。

出来の悪い文書デザインがどこに生き残っているのかというと実は、ウェブサイトではないかと思っています。自分でホームページビルダーを使ってウェブサイトを作った経験からすると、構造もデザインも洗練されたものを作るのは素人の手には負えない、という感じです。まあ、単に美的センスがないということかもしれませんがね・・・。

これに比べるとブログはずいぶん楽です。確かにレイアウトの自由度は減りますが、見た目全体の統一感を保つようにすることはかなり容易になりました。まあ、私のサイトとブログを見比べてみればだいたい分かると思います(え、そんな暇じゃないって、そりゃ失礼しました)。

で、何が言いたいかというと、これまでデザインに振り向けていた力を内容の充実に向けることができるようになったのではないかなということです。それが文章だったら、親指シフトの出番!(ということで無理やり結びつけてしまう)私のブログのように絵も写真も一つもなく愛想のないのは、なんとか文章でカバーしなければならず、ない頭をひねっています。だからこそ、文章作成は楽にしたいので、親指シフトを使う訳です。これから個人がネット上で自分の考えを述べる機会が増えてくるのならば、ますます、親指シフトの良さは見直されるのではないかというのが私の仮説です。この楽観的な見通しが当たるように努力しなければと思っています。

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2004/09/20

Re: 。「親指シフトキーボード」について(@すくすく日記)

働くお母さん「m」さんは、親指シフトキーボードで卒論の締切近くに毎日何時間もキーを打っても、手や腕の疲れは感じませんでした。
http://mm.at.webry.info/200409/article_25.html

「はときいん」「せけてしう」「みおのよっ」「もゆなあを」 親指シフト、と聞いて、思い出しました(記憶に頼っているので、違っているかもしれませんが)。

「m」さん、惜しい!
「みおのょっ」「もゅなあを」でした。ああ、老眼の進む眼にはつらいな。

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Re: 親指シフトキーボード(@RIBON)

ワープロ時代に富士通の教室に通ったRIBONさんは、オークションで親指シフトのPCを見つけてなつかしい思いをしています。
http://kya.at.webry.info/200409/article_6.html

すっごい使い勝手がよいと思ったものでした。

そうそう、そうなんですよ。これしか言いようがないですよね。

ってことで、某FMVのパソさんにしよっかなぁ(● ̄▽ ̄●;)ゞ

親指シフトにするのが目的だったら、富士通のパソコンでなくても大丈夫ですよ。デスクトップでWindowsなら専用の親指シフトキーボードとソフトを買えば良いですし、マッキントッシュでも、Linuxでも(おそらく)フリーソフトを入れれば使うことができます。普通のキーボードでも工夫して親指シフトにすることもできます。ノート型の場合は少し難しく、専用の親指シフトキーボードが付けられるのは富士通製だけですが、そうでなくてもいろいろ工夫して親指シフト化している人がたくさんいます。

詳しくは、
日本語入力コンソーシアム親指シフト(NICOLA)をパソコンで使おう親指シフトの部屋あるいは拙サイトなどをご覧いただけたらと思います。

***
RIBONさんの記事があるウェブリブログには「ブーメランコメント」というのがあるようです。ヘルプを見ると、コメントとトラックバックを同時に簡単にできるもののようです。残念ながらウェブリブログの利用者間だけのようですが、なかなか良さそうなアイデアだと思います。特に私のようにトラックバックで自分のブログを構成していると、こういうサービスがあるとずいぶん楽になるなと思いました。

***
「親指シフト」と書いたブログの記事があると、なるべく見つけてトラックバックで記事を書いているので、元の記事を書いた人はこんなブログからトラックバックが来たということでびっくりしてしまうかもしれないかなと思っています。今のところは概ね問題はないようですが、「親指シフトのことを書くと変なところからトラックバックが来るので、親指シフトのことを書いたら枕を高くして寝られない」(笑)などということにならないようにしないといけないなと思っています。

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2004/09/19

Re: 一番安上がりな親指シフト化(@親指シフトの部屋)

ヒデボーさんが最近ゲットした安価なキーボードは親指シフトに適したキーの配列になっています。
http://oyayubishift.cocolog-nifty.com/oyayubishiftnoheya/2004/09/post_1.html

1000円未満でお手軽に親指シフトライフが楽しめる。これが一番の近道かな。

スペースキーと変換キーの境目がBの下にあるキーボードは配列的には親指シフト化しやすいのですが、そういうキーボードはなぜか安いのが多いのです。実を言うと、私も
http://www.foryou-inc.com/agent/producte/keyboard/fkc2j1.html
とか、今はなきJustyのスピーカー・マウス・キーボードのセットで1980円のとか、Aopenのスピーカー・マウス・キーボード・パームレストのセットで1380円のとか、持ってたりします。実験も兼ねて、使っていたこともあります。ソフトはJapanistでした。

使った感触は、そこそこ使えるのではないかな、というものでしたが、キータッチ等の面でやはり専用キーボードには敵わないと判断して、現在は専用キーボードに落ち着いています。

専用でないキーボードを流用するという方法を親指シフトを使いたいという人に勧めることは良い戦略かということを少し考えてみたいと思います。

ヒデボーさんが書かれているように、この方法は初期の費用が低いという利点があります。また、親指シフトがダメでもJIS仮名なり、ローマ字入力にこのキーボードを使うことができます(笑)。本当に良いかどうか分からない(少なくとも使ったことがない人にとってはそういうものでしょう)ものに多額の投資をすることには、決断としてはかなり大きなものがあります。初期費用が低くなることによりそのバリアが低くなれば親指シフトの普及にはプラスでしょう。

一方で、この方法は「メーカーのサポートが得られない」「キーボードの文字が入力される文字と合っていないのでタッチタイプが前提となる」等の不安要因もあると考えられます。こうしたことは特に初心者にとっては障壁となる可能性も高いのではないかと危惧します。

一般に、道具選びは初心者向けとプロ向けが一番難しいのではないかと思います。初心者はその道具を使えばどんなことができるのかはっきりしたイメージを持つことが難しいのです。本当は初心者こそ一番良いものを使って、その道具の可能性をしっかり理解してもらうのが良いのですが、もちろん良い道具はコストがかかります。

少し手間がかかっても、金銭的コストが低くなるソリューションは、親指シフトに入るルートの可能性を増やすという観点からは大変効果の高いものです。しかし、金銭的でないコスト(不安や疑問など)についても同時に考慮する必要があります。こうした点から、親指シフトユーザーのコミュニティーができることは大きいのではないかと考えます。親指シフトを使う時、分からない時にユーザーフォーラムや掲示板で答えてもらったことが励みになったというユーザーはたくさんいます。この思いの連鎖を広げるために親指シフトユーザーは声を上げる必要があると思います。

なんだかまとまりのない文章になってしまい失礼しました。ああもう少しすらすら思いが書けたらいいのにな。

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2004/09/17

Re: おかえり、パソコンくん(@芳香と真優子のネットトレード)

ぷれこさんは、パソコンを修理に出している間に、親指シフトをやめてしまおうかと真剣に悩みました。
http://blog.livedoor.jp/precolove/archives/6726754.html

親指シフトじゃなければ、もっと安かったり、デザインのカッコいいパソコンが使える。 親指シフトのノートなんて、もう、富士通も作ってくれない。 今、使ってるのは、親指シフト専門店を標榜し、オフィス用ノートに親指シフトキーボードを組み込んでくれるお店を見つけて買ったのだ。

その通りです。ただ問題はノートパソコンの場合で、デスクトップの場合はキーボードだけ取り替えれば良いのだから(高いですけどね)、あんまり気にはなりません。ノートパソコンの場合は結構大変で、確かに専用のキーボードが付いているのを見つけるのが難しいのはぷれこさんが書いている通りです。細かなことをいうと、親指シフトキーボードの組み込みは、富士通の企業向けパソコンのオプションなので、「もう、富士通も作ってくれない。」と言うのは事実ではありません。

なお、標準のキーボードを使ってエミュレーションで親指シフトを実現する方法はたくさんの人がやっています。例えば、
http://homepage3.nifty.com/oyayubishift/sakusaku/2_1.htm
http://homepage1.nifty.com/cura/oya/nicola_at_note.html
等が参考になると思います。

すっかり慣れて、考えずに書ける親指シフトキーボードは、 ものかきとしてはそう簡単に変えられないのだよね、これが。

そういうちょっとした違いが、書きものには大きく響く。
いつもと違うというだけで、書くときのダメージ大きいのだ。

しかも、あんまり疲れない。

だから、やっぱり捨てるに捨てられない。

このあたりの表現はさすがに「ものかき」の方の感覚ですね。使う道具についてはどうしても自分の慣れた使いやすいものを選ぶ、ということに関してはあくまで頑固です。

その後、ワープロからパソコンになり、OSがウインドウズ全盛になり、親指シフトを標準として開発されたワープロソフト・オアシスの苦戦が続いている。 富士通自体、親指シフトは諦めたらしい。 量販店になんか置いてありもしない。

親指シフトの死亡宣告はまだ早いと思います。確かに量販店にはそうそうありませんが(そういえば昨日、有楽町のビックカメラに行ったらUSBコンパクト親指シフトキーボードがありました!)、ユーザーが頑張ればまだまだ続けていけます。親指シフトユーザーのいろいろな奮闘ぶりは、私のブログやサイトをご覧いただければと思います。なお、ワープロソフトのオアシスが苦戦していることは親指シフトとは別の問題としてとらえる必要があります。この理由は、
http://thumb-shift.txt-nifty.com/contents/2004/09/re_nagi.html
にも書いてありますが、ワープロソフトの選択は最終製品の形に影響しますが、入力方法の選択は最終製品の形に影響を及ぼさないので、自分の好きなものを選べば良いからです。

使い続けること、良さを人に伝えること、これが快適な作業環境を守るためにやらなければならないことです。

こんなブログからトラックバックが行くとは思っていなかったかもしれませんが、これも親指シフトを使うことの「職業上の危険」と思ってあきらめてください(笑)。

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2004/09/15

Re: 初めての親指シフトキ-ボ-ドからのケイタイへの入力、送信。(@遊びをせんとや…)他2件

The young at heartの亜郁さんは、親指シフトキーボードからのケイタイへの入力、送信をしています。
http://iani.moe-nifty.com/590/2004/09/post.html

私はPCがない所でも、長い文章を入力したいとず~と思っていました。 その方法は3つあると考えました。 1)以前から持っていて、最近は使っていないポケットWPを活用する。 2)ザウルスを持っていたのを見つけたので、これを活用する。 3)ケイタイに入力する。

私の問題は、キ-ボ-ドが特殊な親指シフト(富士通製。(半)濁音が
親指を同時に使うことで1度で入力可能)をWP以来使っているという
ことです。

ということで、ケイタイにつなぐ親指シフトキーボードを購入して、早速使っておられます。旅行がお好きなようなので、これは便利なようです。

ところで、細かなことですが、「ー」(音引き)が「-」(ハイフン)になっているようですが、これはどうしてでしょうかね。親指シフトでは「ー」も独立してあるので、間違えないとも思いますが・・・。

携帯電話の進化(@HPO:個人的な意見 ココログ版)でも、「ある程度のスピードで入力することができないと、気持ちが悪くて仕方がない」ひできさんは、携帯電話用親指シフトキーボードを買って使い始めています。
http://hidekih.cocolog-nifty.com/hpo/2004/07/post_3.html

かくして、いまこの記事は、携帯用キーボードで書いている。なかなか快適だ。心持ちシグマリオンのキーピッチより広い。ストロークの深さも悪くない。画面の編集もかなりやりやすい。気に入った。

ということで、なかなか快適な様です。キーピッチやストロークの深さへのこだわりなど、うーむと唸らせます。

携帯IMEの実力with 親指シフト(@私的電脳快適論)で、かつどんさんは携帯電話のIMEの実力に驚いています。親指シフトキーボードを使って入力が快適になったため、IMEの出来が気になる様になったのでしょうか。
http://katsudon.blog.ocn.ne.jp/kaitekiron/2004/09/imewith__.html

この携帯+親指シフトキーボードは、十分に快適なモバイル日本語入力環境として使用できます。今後、活用しよう。

どんどん活用して記事が増えていくことを期待しています。使い勝手の記事もどんどん増えていけば、すごいナレッジマネジメントの道具になります。

**

私自身は携帯用親指シフトキーボードに引かれるものはあるものの、今一つ踏み出せないでいるます。まあ、あまり携帯で長い文章を書くこともないしなということです。特に老眼の進みつつある眼には、携帯の小さな液晶画面でというのはつらいものがあります。

このブログについて見れば、自分が選んだスタイル(他の人が書いた文章に対してトラックバックする)の制約がきつくなります。他の文章を参照しながら、リンクをつけたり、トラックバックを入力したりという作業は、携帯では実用的ではありません。

これはもちろん、私のやり方の問題であって、使い方によっては携帯と携帯用親指シフトキーボードは威力を発揮すると思います。上記のブログの記事の様に使った印象などを書いていただくとありがたいなと思います。

私も使い道が考えられたら試してみるのも良いかなとは思っていますが、とりあえずは使っておられる方のレポートを見て楽しんでいます。

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2004/09/10

Re: 親指シフトキーボード(@せろひきの練習)

せろさんは親指シフトキーボードを使ってもIMEは選んで使いたいようです。
http://cello.cocolog-nifty.com/diary/2004/09/post.html

親指エミュレータソフト+109キーボードの場合は(OAK/Japanist以外の)任意のIMEが使えるのですが、物理親指シフトキーボード(たとえばFKB8579-661とか)の場合、普通のIMEは使えないのですね。

ええと、そんなことはないと思います。

田之上さんのサイトにある
富士通コンポーネント製
USB接続コンパクト型親指シフトキーボード
試用記その3: メーカー保証外の使い方 Part I
「モバイル・サム(Mobile Thumb)」
http://homepage1.nifty.com/cura/oya/usb_comp_rep_03.html

によれば、親指ひゅんとKB661を使って、どのパソコンにもつないで使えるようですから、IMEはどれでも良いということではないかと思います。

いくつかサイトを回って質問をしてみます。もしかしたら返事があるかもしれませんので、あきらめないで待ってて下さい。

なんか(人とCPUが)がんばると出来るような気がしてきました。

せろさんはプログラマだそうで、自分で解決策を作れる立場にあるので、こうした言い方が自信を持ってできるんですね。私はこうしたことは人のお情けに頼るだけなので・・・。ところで、linuxのKB211用ドライバーなんてできませんか(なんてすぐねだってしまう)。

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2004/09/09

Re: わいと、ワープロとの熱い関係・・・?(@めらんこりっく・かふぇ)他1件

しゅうかさんは、ワープロ検定1級を富士通の親指シフトキーボードのOASYSでとりました。でも、入力はローマ字入力でした。
関西弁バージョン
http://blogs.dion.ne.jp/syuka/archives/54184.html
標準語バージョン
http://halle.jugem.cc/?eid=134

今回は関西弁バージョンをベースに考えてみます。私は関西弁では書けないので標準語にて失礼。

日商ワープロ検定の出題傾向が大幅に変更され、リコーのビジネスワープロでは合格出来ない状態となってしもた。 当時のインストラクターは「リコーを使っとる学校では、日商を受けるなちうことか!」と怒りを露わにしとったが、決まってしもたものは仕方がないちうわけや。

ふーむ、こんなことがあったんですね。新しい技術が世の中に広まる最初の頃は、競争があり、いろんな規格もその競争の一部のようになってしまいます。あとから見れば馬鹿らしい話ということなのでしょうが、その時点では各社がしのぎを削っていたということなんでしょう。

当初は「親指シフトなんて」と抵抗したわいであるが、インストラクターの「あんさんの指の癖を直すためには、キーボードを変更した方がええ」との意見もあり、渋々同意しとった。 とはいっても、わいはローマ字入力。 文字の配置は基本的に同じやから、いざ使い始めてみると特別不便なことがなかったちうわけや。 親指シフトの部分が変換キーの代わりをしとったのやろうか、その辺りの記憶は曖昧やけど、思っとった以上に使いやすかったのを覚えとる。

検定に使うのだったら印刷機能までついたものだろうから、ポータブルタイプのような親指シフトキーと変換・無変換キーを共用するタイプではないと思われます。だとすると、親指シフトの部分が変換キーの代わりをしていたというのは当たっていない可能性が高いと思われます。

考えられる利点としては、文字以外のキーの配置が考えられます。たとえば後退キーの位置です。親指シフトのOASYSでは、取り消しキーは右手の小指のホームポジションの右にあります。だから、間違えた時は、右手の小指をひょいと伸ばせばすぐ直せます。これはとても役に立ちます。特に文章を考えながら入力していく時には必須とも言えます。この件に関しての私の意見については、私のサイトの「後退」キーの持つ意味をご覧いただけたらと思います。

もう一つの可能性としてはキー配列ではなく、ワープロとしての機能が使いよかったということかもしれません。ワープロでの操作のし方はメーカーによってかなり違っていて、結構その比較も盛んだったように記憶しています。

いずれにしても、ワープロ専用機は今やほぼその役割をパソコンに譲ってしまった訳ですが、それならば、きちんとした評価をしてあげるということが必要ではないかと思っています。

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2004/09/07

Re: ローマ字入力は不利なのか???(@HALLE)他1件

ローマ字入力は不利なのか???
http://halle.jugem.cc/?eid=106
ローマ字入力って、不利やろか?
http://blogs.dion.ne.jp/syuka/archives/48968.html
と、おそらく同じ方による二つのブログ(一つは関西弁バージョン)を見つけました。関西弁に偏見を持つ訳ではないですが、以下、標準語バージョンに則して私の考えを。

入力はローマ字入力ですが、親指シフトのキーボードを試したことがあるようです。

ワープロスクールのインストラクターに、

「お前、ローマ字(入力)か」
「ローマ字入力は伸びない」 「ローマ字入力だと(10分間に)800字以上打てない」
と言われ、見返してやりたい気持ちの一念で、練習を続け、日商ワープロ検定1級を目指され見事取得されました。
ちなみに、ローマ字入力にとって某社の親指シフトは非常に使い勝手がいい。 最初は「親指シフトなんて・・・」とバカにしていたが、そのお陰でどうにか1級まで取得出来たことを書き添えておく。

これは、親指シフトのキーボードをローマ字入力で使ったということなんでしょうかね。確かに、親指シフトのキーボードでもローマ字入力はできます。どこがJISキーボードに比べて良かったか知りたいですね。

でも本当は親指シフト入力も試してほしかったなと思います。インストラクターの人も、親切のつもりで言ったのかもしれませんが、少しやりすぎて親指シフト入力のファンを一人減らしてしまったのは残念です。

要するに、ローマ字入力だから不利だとか、仮名入力だから楽という問題ではなく、自分にとって慣れた方式が一番なのだ。 (私個人としては、ローマ字入力がお勧めなのだが)

最後の文章は、私にとってはローマ字入力ではなくて親指シフト入力ですが、それはそれとして、自分が納得し慣れて快適だと思うことがインターフェースに関しては一番重要です。そういう意味で、この文章は大事なことを言っている気がします。

確かに仮名入力は楽かも知れない。 ローマ字入力の場合、ひらがなを打ち込むのに最低2回以上キーを叩く必要がある。(言うまでもなく、「あいうえお」は1回で十分である) 「しゃ」「しゅ」「しょ」となると、3回キーを叩かなければならない。 これが仮名入力だと1回で済むのだから、楽と言われても仕方がない。

しかし、本当にそうか?

かつては仮名入力を行った私に言わせれば、仮名入力だって結構な手間である。
普通に入力する分には不自由はないが、濁音や半濁音、促音(っ)、拗音(「しゃ」「しゅ」「しょ」など)を入力する際にはその都度シフトキーを押さねばならない。
片手で文字を入力しながら、もう片方の手でシフトキーを押す。
昔は当たり前のようにやっていたことだが、今は到底出来そうにない。
第一、シフトキーを小指で打つなんて誰が考えたんだ?

入力が楽かどうか、というのはきちんと定義し、厳密な比較に耐えるような議論を行うことは難しいものがあります。これはひとえに、「楽かどうか」というのが感覚の問題(しかも人により大きく違いがあるかもしれない)だからです。ですから、その近似として打鍵回数やスピードで比較をすることになる訳ですが、それだけだと、「そんなに早く入力する必要はない」といった議論に引きずられがちです。

これに関しては、手前味噌ですが、私のサイトの、
キーボードによる文章入力の容易さ比較のための方法論試案
キーボードによる文章入力の容易さ比較のための方法論試案(2)
キーボードによる文章入力の容易さ比較のための方法論試案(3)
にごく簡単な計算をしてあります。私の目論見としては「入力の快適さ」を数量化したい、というものです。

それにしても、インストラクターの人も、もう少し良い言い方がなかったのかな、せっかく親指シフトキーボードが良いと言ってくれているのに、親指シフト入力のファンを獲得する機会を逃してしまって惜しいな。

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2004/09/04

Re: 親指シフト(NICOLA):または元親指シフターの嘆き(@巣窟日誌)

親指シフターとなったふくしまゆみさんは、「JISキーのかな入力はともかく、もはやローマ字入力には戻れまいよ。」と信じていましたが、いつのまにかローマ字入力に戻ってしまいました。
http://yfden.blogzine.jp/sokutsu/2004/09/nicola.html

1週間もすると、親指シフトブラインドタッチでのわたしの日本語入力のスピードは、JISキーのかな入力よりも速くなった。

1日3時間ほど練習されたようですが、それでも1週間でここまでいくというのはすごいですね。よく「親指シフトは覚えるのは大変だが、一度覚えてしまえば楽になる」と言われるんですが、最近、この前半の前提についてやや疑問を持っていて、少し調べてみようかなと思っています。

上記記事のコメントによれば、

でも、わたしは特定の場所で1台のPCを使うより、外で他人のPCを使うことが多いのです。

うんうん、これは結構難しい状況ですね。
押しつけがましいかもしれませんが、田之上さんのサイトの
富士通コンポーネント製USB接続コンパクト型親指シフトキーボード試用記その3: メーカー保証外の使い方 Part I「モバイル・サム(Mobile Thumb)」
がお薦めではないかと思います。

~包丁一本、ではなくキーボード一台さらしに巻いて~ということで、どこにでも現れて仕事を片づけるなんてかっこいいと思いませんか?

親指シフトキーボードは優秀だ。日本語をバンバン打つ人にはお勧めだ。なによりもあまり疲れずに速く打てるので、思考の流れを停止させない。でも、親指シフトを使える機会が、いまではあまりにも少なすぎる。元親指シフターは、現役の親指シフターになりたいのだが。

がんばれ、親指シフト。

現役の親指シフターになるのは簡単ですよ!やる気だけです。まわりが何を使ってようが、自分の仕事の環境を守るのは自分です。ヒューマンインターフェースにはメジャーもマイナーもありません(きっぱり)。

向こう側からこちら側に来て、「親指シフトに入りませんか」と人に向かって言ってみませんか?

だんだんセールスではなく、新興宗教の勧誘のようになってきたのでこの辺で退散。

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Re: 親指シフト(ニコラ)・再び(@NAGIの小箱)

NAGIさんが親指シフトを語る理由は、「私利私欲」と「義憤のようなもの」です。
http://nagibox.air-nifty.com/nagi/2004/09/post.html

先日書いた記事で、NAGIさんにトラックバックをしたら新たな記事でトラックバックを返してくれました。

これまでも、迷ったり困ったりしたときには、キーボードに関するフォーラムをのぞいて情報をいただいたり、SOSを発信して教えていただいたりしていました。 (なにせ、パソコンに移行して最初に使った親指キーボードは設定をいじらなくては使えない仕組みだったと記憶しています。パソコン初心者には敷居が高くて、あの時点で教えていただけなければ、挫折して親指シフトを使い続けることはできなかったかもしれません。教えてくださった方々、情報提供してくださった方々に、感謝感謝です!

こうした形の連携が新たな時代でのナレッジマネジメントではないかと思っています。少し気張って言えば、「市民社会を支えるインフラ」かもしれません。知識を独占することで競争に勝てると思うのは前世紀的、産業社会的論理です。知価社会(堺屋太一風)、情場(岐阜県風)では、知識をいかにして共有、向上、創造していくかが重要です。私もささやかながら、親指シフトについて考えている人を結びつけることにより、このコミュニティーを広げていきたいと考えています。

現在は、とくにデスクトップでは親指シフトを使いやすい環境になっていますよね。

たしかに、Japanistがあれば、専用キーボードでもエミュレーションでも簡単ですね。しかも、Japanistは富士通の正規の製品ですから、ユーザーはきちんとしたサポートを求める権利があります。困った時に駆け込む先があることは大変安心です。もちろん、それだけでなく、上に書いたような非公式の場でのサポートがあるかどうかも安心の度合いに影響します。こうした点から見るとたしかにデスクトップ環境で、Japanist+専用キーボードだったらほとんど問題はないでしょう(金銭的コストがかかるということは別にしても)。

でも、そういう特別なときばかりではなく、日常のなかで、フツーの人が、「私は親指シフトを使っているよ、とっても快適だよ」と発信することが必要なのかな、などと思い、自分がネット上で発言する場を持ったときには、ときにはキーボードのことも語ろうと考えていました。

親指シフトを使おうという動機は人により様々です。でも、文字を使って人とコミュニケートすることの重要性を分かっておられて、親指シフトの良さを人にも伝えたいという気持ちがあれば、どんな形であれ外に向かって情報発信をすることはこのコミュニティーを強化することになります。だから、どんどんやってほしいなと思っています(親指シフトだったらもっと簡単!)。

私が親指シフトについて語るのは、一つには私利私欲によります。

でも、そうした私利私欲だけではなく、もっと大きな理由は「義憤」みたいなものによります。

自分が使いたいもの、使いやすいものを快適に使えるような環境を作る。これは知的生産性に大きな影響を及ぼします。そのことに気づき、実践することは競争力となります。それだけでなく、不合理に気づき、それを直していこうという気持ちが広がれば世界を変えることができます。そのための道具として、ITを使えば良いのかなと思っています。

***
NAGIさんの迫力に押されて、私の記事も少し宣伝、アジビラ的になった感じがするので、以下に技術論を少々。

(コメントにした方がよかったのかもしれませんね。なんだかトラックバックを送る練習みたいになってすみません(^^;;) )

いやいや、どんどん練習に使ってください。ということで、私も以下、ちょっと表組みの練習。

トラックバックとコメントの違いについて、特に使われ方という観点から見ると以下のようになるのではないかと思います。



トラックバック
コメント
書き込みの管理場所
トラックバック元
コメント先
敷居の高さ
高い(自分のブログが必要)
低い(基本的にだれでもできる)
議論の一覧性
劣る
良い
議論の場の広がり
広い(トラックバックでのつながり)
狭い(コメント先が中心)

うまく表が見えるといいんですが・・・。これも練習、練習。

何が言いたいかというと、コメントは、コメントされた方は自分のブログの中で管理できるし議論の一覧性は高いけれども、どんな人が来るか分からないところがあります。トラックバックは、書き込み自体は書き込んだ人のブログの中にあるので、書かれた方の管理は及ばないし、議論を続けてみるのはあちこち飛ばないといけないので面倒です。だが、ブログを持っている人間が書いているという若干の安心感はあります。議論を通じて、つながりを広げたいのだったらトラックバックの方が優れています。

私はコメントにしろトラックバックにしろ、これまで書き込んでいただいた方は歓迎なのですが、親指シフトを広げるという戦略からすると、トラックバックの方がありがたいかなという感じです。なぜなら、私のブログを見てトラックバックをしてくれた人のブログを見てもらえるのではないかな(その逆もあるため、私は基本的に自分のブログをトラックバックで構成しています)との期待があるからです。

まあ、あまり技術的なことは気にしないで気軽にということでもあります。みなさんのブログを見ていて感じたのは、「ブログを作るのは簡単だ」ということです。思い立った日にすぐ立ち上げてしまったという人が沢山います。この手軽さ生かして、願わくば親指シフトについても宣伝してほしいなと思っています。見つけたらすぐトラックバックです!

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2004/09/01

Re: 親指シフト(ニコラ)キーボード(@NAGIの小箱)

NAGIさんも20年近くの親指シフトユーザーです。
http://nagibox.air-nifty.com/nagi/2004/08/post_9.html

文章を比較的多く書かねばならない仕事をしていて、考えながら打つときに、最も自然だと思える入力法だ。マイナーではあっても愛用せざるをえない快適さが、親指シフトキーボードにはある。

「マイナー」は確かに世間的に見ればそうです。でも、使う人間にとっては唯一のものです。世間がこのことをきちんと理解するようにしなければいけません。

同じ記事にワープロソフトのことが書いてありますが、キーボードや入力方法の選択と、ワープロソフトの選択は考え方がまったく違います。キーボードや入力方法は、最終生産物(印刷された文書であれ文書ファイルであれ)からは判断できません。最終生産物を受け取る人は、それがどのようなキーボードや入力方法で作られたかにはまったく関心はありません。ですから、生産者は自分にとって都合のいい方法を選べば良いわけです。ワープロソフトの場合は、文書ファイルを見れば何で作ったかは一目瞭然です。ですから、いやでも相手の都合に合わせる必要があります。(もちろん、一太郎で文書作成をしてOASYS形式で保存するといったことが実用的に可能ならば話は別です。)

これだけパソコンが普及して、文書も電子化して書くのが当然の時代だから、キーボードでの入力の仕方というのは、単に技術系の問題ではなく、日本語学者にとっての重要課題のはずだ。

まったくその通りです。日本語入力の問題は、これまでの学問分野の分類で考えていてはまったくダメな問題です。真の意味での学際的取り組みが必要な問題です。まさしく学問の総合的実力が試されているのではないでしょうか。

(他の国々(アジア諸国)の入力方法はどうなっているのだろう?)

これについては手前味噌ながら、拙サイトの親指シフトを世界にの各言語のケーススタディーをご覧下さい。一言で言ってしまえば、「英語用のキーボードをなんとか辻褄合わせをして使っている」という状況です。

アジア諸国の言語で親指シフトを使うことをプロジェクト化してみたらどうかという私の妄想については、親指シフト世界普及のための構想(妄想)親指シフト世界普及のための構想(妄想) その2をご笑覧下さい。

ブログで親指シフトのことを書いている方がいる。私はそれに対してトラックバックすることで、自分の考えを述べると同時に、相手にも親指シフトの仲間がいることを伝えることができる。こうした形での連携が強まれば、親指シフトを進める力になると信じている。

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