Re: 親指シフトウォッチ(@MakeFailed.jp)
ヒデボーさんのサイトを紹介しているブログがあったのでトラックバックしたら、すぐに返してくれた。前の記事に書いてある通り、「いいな、いいな。」と言ったら、紹介をしてくれたので、素直にうれしく思っちゃう。Taneさん、どうもありがとうございます。
http://makefailed.jp/modules/wordpress/index.php?p=123
Taneもなんとか入力が楽にならないかと、SKKやらT-CODEやらを使ってみたり(現在はEmacs + SKKで落ち着いた)、キーバインドをいじったり(前候補にCtl、無変換にAlt)しているので、こういったこだわりを持っている方々には共感してしまいます。
文字の入力の技術の違いは、最終成果物である文章からは区別ができません。私が今書いている文章でも、それが親指シフトのキーボードで書かれたのか、音声入力か、はたまたゴーストライターを使ったか、判定できる人がいたら私はお目にかかりたい。だからこそ、そうした技術に関しては個人の好みやこだわりを尊重する必要があるのです。
現在多く使われているからという理由だけで、好みの多様性を無視することは、知的生産の生産性を落としているとしか思えません。親指シフトは確かに合理的な(少なくとも今、主流で使われている方法に比べて)技術です。入力の生産性も明らかに高くなっています。ただ、その生産性だけで議論をしていては、大事なところを見落としてしまうような気がするのです。好みの多様性を活かす社会のあり方こそが創造的な知識の生産を後押しするのだと考えます。
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