Re: これが早い日本語入力「親指シフト」(@MakeFailed.jp)
ヒデボーさんのサイトを紹介しているブログを発見。作者の人はこんなトラックバックが来るなんて思っても見なかったんじゃないかな。でも、いいな、いいな。私のも紹介してほしいな。
http://makefailed.jp/modules/wordpress/index.php?p=76
ヒデボーさん曰く ”『親指シフトというと「入力が速いから」優れているというイメージが一部にあるようですが、これは間違いです。正しくは「入力が楽だから」優れているのです。” なのだそうです。奥が深い。
これはぜひみんなに知ってもらいたいし、人に勧める時もこういう言い方をしてほしいと思っている。問題は「入力が楽」というのをどのように説得的に言えるかだ。「入力スピードが速い」「打鍵数が少ない」というのは第一次近似として良いとしても、それだけではなかなか足りない。少しずつでも証拠を集めて、愚直に訴えていくしかないのかなと思っている。それが親指シフトコミュニティーのまずやらなければない仕事。だから、どんな機会も逃さず、出て行くしかない。自分のメディアを持てばもっといい。自分のサイトとブログを作って本当にそう思った。だからそういう人が増えてほしい。
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コメント
入力が楽だからというのは正しいですね。
パソコン通信全盛だったころはOASYSも多くて、NIFTY-ServeではOASYS使いはとても多かった。
この時にちょっとショッキングな話しをした人がいて、彼はOASYSもあるしということで問題ないのですが、全国展開している企業の営業さんでまだインターネットが無いころに、関連企業においてある端末を操作する必要があったり、いろいろやってました。
その結果「自分が使えるあるいは使いやすい仕組みを主張していたら仕事にならない」というのです。
その結果、平均値としてローマ字入力であり今で言うMSIMEを使えないとダメ、というのですね。
実際にわたしも出先ではこの通りになっています。
ディファクトスタンダードの問題とは別に自分用にカスタマイズする方が使いやすいという当たり前のことを説明して、その上で親指シフトの提案となるのでしょう。
最初の「自分用にカスタマイズ」というところで結構引っかかるんですよね。確かにATOKのキーアサインを変えている人も滅多にいないですしね・・・・。
投稿: 酔うぞ | 2004/08/12 10:15
酔うぞさん
>その結果「自分が使えるあるいは使いやすい仕組みを主張していたら仕事にならない」
この問題は古くて新しい問題ですね。
私が親指シフトを応援する理由の一つが、「個人の持つ多様性を活かせる環境を作れるかどうかが知的生産の生産性を決定する」と言うものです。現実は、上の引用の通りで、そんな贅沢は言ってられない、と言うことなのかもしれません。
それならそれで、使いやすい環境を作れるような仕掛けを考えることが必要なのかもしれません。具体的な話で言えば、自分でキーボードと必要なソフトを持ち歩いてということを考えている人もいます。それなりの努力は必要ということなのでしょう。
出来合いで努力はいらないが、使いにくいものを選ぶか、手間はかかるが使いやすいものを選ぶかはまさに個人の選択の問題で、他人がとやかく言うことではないでしょうが、少なくとも手間を軽減することは、両者の選択を変えることには役立つのではないでしょうか。
投稿: 杉田伸樹 ぎっちょん | 2004/08/13 22:56