Re: 日本語入力は日本語で(Linuxに親指シフト)(@親指シフトの部屋)
Linuxで親指シフトを、ということで、最近出た本に記事が出ています。かなりハードルは高いけれども、「思想に共鳴」して、ヒデボーさんはその本を買いました。
http://oyayubishift.cocolog-nifty.com/oyayubishiftnoheya/2004/08/linux.html
この本は私もつい買ってしまいました(^^)。で、実を言うとLinuxを入れたパソコンは既にあったりします。Turbolinux10を入れて遊んでいます。入力は、これまでは普通のJISキーボードをつないでATOK-Xでローマ字入力でした。いろいろやれば親指シフトでもできるそうなのですが、Linux自体の知識が不足していて、とてもハードルが高いのです。最近、ちょっとした事情があり、そのキーボードを富士通のKB211にしたら、今度はローマ字入力さえもできなくなりました。どうも、普通のJISキーボードとして機能しているようです。いずれにせよ、実用的なマシンとはなっていません。
こうした実用面でのハードルの高さと、ヒデボーさんの記事に引用されている、本の記事の著者の発言にある「志の高さ」のギャップをどの様に埋めたらいいのかにみんなが頭を悩ますことになる。これは親指シフトコミュニティー全体で考えないといけない問題だ。
困った経験をした人がそれを表に出すことにより、何らかの解決の糸口が見つかるかもしれない。それが積み上がっていけば大きな力にできる。だから、ユーザーのネットワークは大事なのだ。ユーザーネットワークをナレッジマネジメントの道具にすれば倒れることはない。これこそが知識社会でのビジネスモデルとなる。
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コメント
>キーボードを富士通のKB211にしたら、今度はローマ字入力さえもできなくなりました。どうも、普通のJISキーボードとして機能しているようです。いずれにせよ、実用的なマシンとはなっていません。
う~~ん・・・・。
その昔、KB211をOS2で動かしたときにはどうやったんだったかな?
確かKB211は普通のPS2キーボードとして認識して、かな入力モードでは親指シフトになってしまったような気がするのだが・・・。
それでシフトが出来たのかねぇ?
多分、OSへの対応性能はKB211が一番だろうと想像しています。
実は、ちょうど自宅サーバーを検討中なのですが、キーボードの問題があるから、Windows でいこうとなっています。
投稿: 酔うぞ | 2004/08/08 08:54
酔うぞさん
KB211がJISキーボードとして機能していると書いたのですが、正確を期そうと思って再度、実験をしてみました。その結果は驚くべき(おおげさ)ものでした。
なお、環境はOSはTurbolinux 10 Desktop、かな漢字変換はATOK-X、アプリケーションはStar Suite 7です。
まず、アプリケーションを立ち上げると、ATOKは立ち上がっておらず(ただし、文書の挿入位置を示すポインターの真下にATOKという文字が囲まれて現れています。文書を書いていくとこれも付いて動きます)、キーを叩くとqwertyのアルファベットが入力されます。
alt+半角/全角でATOKが立ち上がり、パレットが現れます。R漢となっているので、ローマ字かな変換かと思うとそうではなく、かな入力となっています。入力すると・・・何と親指シフトになっている・・・時もある。JISかなになっている時もある。つまり、「はときいん」と「くまのりれ」のどちらかが出てくるんです。alt+カタカナ/ひらがなでローマ字かな入力になり、qwertyのローマ字かな変換になるんですが、パレットのR漢の表示は変わりません。もう一度、alt+カタカナ/ひらがなでかな入力になります。
つまり、私の書いた「JISキーボードとして機能している」というのは、間違っているようです。
「はときいん」「くまのりれ」のどちらが出てくるか分からないところが怖いところなんですが、もしかしたらLinuxでも実用の親指シフト環境ができるのかもしれません。
ハード、ソフトの知識がないので、どうしてこうなるのか分からず、どなたか分かる方がおられれば教えていただけるとありがたいと思います。
KB211は新品では売っていませんが、中古ではまだ数も豊富にあるようですから、人柱になってみたいという方は、ぜひ試して下さい。
ちょっと興奮している杉田でした。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2004/08/09 23:15
>「はときいん」「くまのりれ」のどちらが出てくるか分からない
これはなんか経験したような気がするな~。
え~とわたしの環境(USBコンパクト+親指ひゅんQ)で親指ひゅんQが無いとJISかなが出る、という現象の間をいったり来たりしているわけですね。
投稿: 酔うぞ | 2004/08/10 15:02
酔うぞさん
さらに実験してみたところ、「hjkl;」や「fsgey」なんていうのも出てきました。うーむ奥が深い(って違うか)。
コンソーシアムのユーザーフォーラムに書き込みしたら早速教えてくれた方がいて、それを見ると、KB211はある条件では、特別のソフトがなくてもそのまま親指シフトが使えるようなのですが、その条件はlinuxではなかなか合わないということで、私が書いたような症状が出てくるようです。
まったく素朴な疑問としては、ではなぜウィンドウズでは、とにかくキーボードドライバーを入れれば使えるようになるのに何故linuxではダメなのかということです。うーむ奥が深い(これは本当)。誰か素人にも分かるように説明してくれ~。
(追伸)関心空間に書き込みをしました。まだ、どんな使い方をするのか分からないのですが、とりあえず。よろしかったらご覧下さい。
http://www.kanshin.com/index.php3?mode=keyword&id=541499
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2004/08/10 22:34