Re: ニューヨーク日記10(@佐々木譲のカフェ&バー新店)
ニューヨークでの仕事に、ノートパソコンと親指シフトキーボードを持っていった作家の佐々木譲さんのブログです。
http://sasakijo.exblog.jp/689712/
作家は日本語入力(特に、別の人間の書いたものを電子的に扱えるように打ち直すというのではなく、自分の頭の中にあるものを文字化するということ)に関してはプロ中のプロなので、その道具については一家言お持ちの方が多く、うれしいことに親指シフトの愛用者も多い。佐々木譲さんが賛同者になっている、親指シフト・キーボードを普及させる会でも賛同者の大部分は、作家など文筆業の方である。
一方で、文字を入力することがメインでない仕事の企業のホームページで親指シフトのことを見つけるのは大変まれである。もちろん、親指シフトを使うかどうかは純粋に組織の内部、あるいは個人の仕事のやり方の問題で、別に外に向かって言うようなことではないのも事実である。
しかし、親指シフトを使っているということは、情報の創造に関して使いやすいものを選ぶという理性を働かせているという証拠として、良いメッセージとなるのではないかと思う。まあ、あんまりやりすぎて新興宗教のようになっても逆効果だとは思うが。
そうした会社を二つ見つけたので、以下に。
●和装履物専門店現代屋
札幌にある和装履物専門店の現代屋さんのオンラインショッピングのサイトです。ウェブマスター(専務さん)は、親指シフトかな入力派とのことです。リンク集に、親指シフトNICOLAがあります。
●ICO / Fitness Club On-line
WWW上の仮想フィットネスクラブ ICO / Fitness Club On-line(アイコ フィットネスクラブ オンライン)のページです。ICOと親指シフトは、親指シフトを使う経緯などについて書いてあります。親指シフト関係のリンク集には、拙サイトへのリンクもしていただいています。
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コメント
こんにちは。
昨年はニューヨークで仕事をしてましたが、日本から親指シフトのミニノートを持って行きました。
http://www.fmworld.net/product/frame/pcpm0201/loox/s/index.html">http://www.fmworld.net/product/frame/pcpm0201/loox/s/index.html
これを使っていると、通りがかりの同僚が皆「まあ可愛いパソコン!」と言って立ち止まります。次に彼らの目を惹くのはキーボードのひらがな。「日本語はこうやって入力するんだよ」と言って見せてあげました。彼らは今でも「日本語は親指シフトで入力するもの」だと信じてると思います。
私も出張にノート機と別にあのキーボードを持参してた時期があります。
投稿: ynb | 2004/08/30 14:56
ynbさん、コメントありがとうございます。
>彼らは今でも「日本語は親指シフトで入力するもの」だと信じてると思います。
これは愉快、みんなで英語版の親指シフトホームページかブログを作りましょうか?1000人に3人位は信じてしまうかもしれませんよ。そうしたら、いつのまにか外国で親指シフトが有名になって、日本に再上陸!なんてことにも・・・なる訳ないか。
でも、真面目な話、ハングルや中国語やベトナム語で親指シフトを使ったらという提案があります。詳しくは拙サイトをご笑覧下さい。
親指シフトを使いたい人は、「どんな言葉でも」使いたい、というのもスローガンになると思ってます。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2004/08/30 22:05