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2004年7月の記事

2004/07/31

Re: ニューヨーク日記10(@佐々木譲のカフェ&バー新店)

ニューヨークでの仕事に、ノートパソコンと親指シフトキーボードを持っていった作家の佐々木譲さんのブログです。
http://sasakijo.exblog.jp/689712/

作家は日本語入力(特に、別の人間の書いたものを電子的に扱えるように打ち直すというのではなく、自分の頭の中にあるものを文字化するということ)に関してはプロ中のプロなので、その道具については一家言お持ちの方が多く、うれしいことに親指シフトの愛用者も多い。佐々木譲さんが賛同者になっている、親指シフト・キーボードを普及させる会でも賛同者の大部分は、作家など文筆業の方である。

一方で、文字を入力することがメインでない仕事の企業のホームページで親指シフトのことを見つけるのは大変まれである。もちろん、親指シフトを使うかどうかは純粋に組織の内部、あるいは個人の仕事のやり方の問題で、別に外に向かって言うようなことではないのも事実である。

しかし、親指シフトを使っているということは、情報の創造に関して使いやすいものを選ぶという理性を働かせているという証拠として、良いメッセージとなるのではないかと思う。まあ、あんまりやりすぎて新興宗教のようになっても逆効果だとは思うが。

そうした会社を二つ見つけたので、以下に。

和装履物専門店現代屋
札幌にある和装履物専門店の現代屋さんのオンラインショッピングのサイトです。ウェブマスター(専務さん)は、親指シフトかな入力派とのことです。リンク集に、親指シフトNICOLAがあります。

ICO / Fitness Club On-line
WWW上の仮想フィットネスクラブ ICO / Fitness Club On-line(アイコ フィットネスクラブ オンライン)のページです。ICOと親指シフトは、親指シフトを使う経緯などについて書いてあります。親指シフト関係のリンク集には、拙サイトへのリンクもしていただいています。

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2004/07/29

Re: きょう:親指シフト(@ネタキャラ育成所)

かなーり昔から親指シフトキーボードユーザーで、ゲームでも親指シフトキーボードを使っているが、困った事もあるという話。
http://mighty.catfood.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=9

親指シフトキーボードは入力が効率的で速い、ってのもあるけど、一番の利点は疲れないことかなぁ。指の動きは決して速くなくても、ローマ字入力の本気モードより速くタイプできます。あんまり速く入力する練習もしてない。独特な配列ですが、頻出する文字ほどホームポジションに近いところに配置されているので、覚えるのは楽です。1週間もあれば余裕でタッチタイピングできるようになります。

疲れない、あるいは楽だというのが親指シフトの利点だというのは使っている人は知っているんだけど、そうでない人にとっては、効くかどうか分からない薬を売りつけられている気持ちなのかもしれません。だから売り込みが難しいんですよね。

覚えるのが楽というのは、これまであまり言われてきていません。もっぱらローマ字の方が覚えるキーの数が少ないから楽だという(もしかしたらあまり根拠がないかもしれない) 議論がされてきました。練習のし方によるかもしれません。良く使う文字(親指シフトの場合は打ちやすいところにある)で作られる単語や文章を使う練習(思い出してみると、最初に私が使ったOASYS 30AFIIIについていた練習ソフトはそのようなものだった)でやると、確かに楽に覚えられるということも言えるかもしれません。

この「ありー」がくせ者。

あはは、これからは***の代りに「ありー」で決定!

NTT(みかか(JISかな)、めささ(親指シフト))というのは聞いたことがあるけれど、こういう例は他にもあるのかな。

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2004/07/27

Re; 親指シフト(@スロウ)

「親指もローマ字もかなもオールOK牧場」、という人でも、「昔、富士通のキーボードに「親指シフト」という人に優しいキーボードがあった」と書かれちゃうとちょっぴり残念な感じ。
http://4ad.cocolog-nifty.com/slow/2004/07/post_33.html

せっかく、雰囲気の良いブログに何となく無粋な感じでトラックバックするのは気が引けるけども、そこは「親指シフトのセールスマン」を自認しているので、のこのこ出て行きます(^^)。

今のどうしているんだろう、親指シフトの人たちは。

秘密結社を作り、夜な夜な集まって、職場のキーボードを親指シフトにしてしまう計画を・・・なんてことはなく、みんなそれぞれの立場で親指シフトのことを考えています。もちろん、キーボードの新製品も出ていますので、少しの努力で親指シフトを実現することができます。詳しくは、日本語入力コンソーシアム等をご覧下さい。

携帯電話の入力を親指シフトのような方式に変えることはできないのだろうか。 うまくいえないけど、早くラクに打てそうな気がする。 だれか開発してくれないかなー。

携帯電話そのものではないけれど、携帯電話につなげて親指シフトで入力できる携帯用キーボードが発売されています。ドコモ用とau用があります。詳しくは、リュウド株式会社のRboard for Keitaiをご覧下さい。

まだまだ、親指シフトのユーザーベースを拡大する方法はいろいろあるような気がする。

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2004/07/26

Re: 大工の鋸(道具のお話)(@親指シフトの部屋)

大工さんから鋸をもらってそれがすこぶるよく切れるという話。
http://oyayubishift.cocolog-nifty.com/oyayubishiftnoheya/2004/07/post_2.html

普通はそんな幸運は期待できない訳で、鋸じゃなくて親指シフトのキーボードなんていったら、もう本当に奇跡的!おまけに、鋸は腕の違いはあるにせよ、それほど使うのが難しいわけじゃない。親指シフトだったら、パソコンにつなぐだけじゃ動かない。ソフトを設定して、親指シフトでのタイピングの練習のし方を教えて、困った時の参照先も指示して・・・、ああ面倒くさい。

といったらおしまいなんで、なんとかバリアーを低くする必要があります。OSやIMEが親指シフトのキーボードをすぐに認識して、特別な仕掛けが必要ない、となればずいぶん楽なんでしょうけどね。ビル・ゲイツさんにみんなで手紙を書きましょうか。あ、スティーブ・ジョブズさんでも、リーナス・トーバルズさんでもいいんですがね。

それまでは、親指シフトを使おうという志のある人には親切に、ということで。

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2004/07/23

Re: キーボード2(@何でも日記~~♪アニメ・ゲーム・エンコ・から日々の生活まで)

親指シフトキーボードにしたいという人をブログ上で発見したので、早速トラックバックを送ったら、すぐにトラックバックが返ってきた。
http://zisaku.exblog.jp/723955

新たに親指シフトを試そうという人は、きょうび大変貴重(しかも学生さん)なので、この際いろいろ勧誘。あまりしつこくやって引かれてもいけないので、程々にするが、具体的な疑問についてはできる限るアドバイスをしたい。

しかし、親指シフトキーボードて種類がすくない気がします。

まとめてあるHPとかあると助かるな=とおもいつつ検索。

見つからない。

とりあえず日本語入力コンソーシアムの製品紹介で、現在、新品で購入できるキーボードが紹介されています。富士通のサイトではJapanist関連製品でも説明があります。
個人のサイトでは、田之上 裕人(HIPPO.JTM)さんの親指シフト(NICOLA)をパソコンで使おう!に使いこなしや練習方法のヒントがありますのでご覧下さい。

なお、中古のキーボードではミリオンリース販売のお買い得商品にあるFMV KB-211という手もあります。

ここはクレバリーにでもいって物色してきますか。

実物を見たいのでしたら、表参道にあるアクセスでしょう。3種類のキーボードに加えて、親指シフトのノートパソコンも見られます。

とりあえずこんなところです。

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2004/07/21

Re:キーボード(@何でも日記~~♪アニメ・ゲーム・エンコ・から日々の生活まで)

新しいキーボードを物色中とのことで、

変わり者?好きの人間としては親指シフトにしたいと思ってます。

という奇特?な方ですね。
http://zisaku.exblog.jp/694093

まじめな話、親指シフトは良いですよ。まわりでまだ使っている人がいるというのはどのような環境なのか分かりませんが、話を聞けば、みんな間違いなく「良い!」って言うと思います。

親指シフトを実現する方法はいろいろです。専用キーボードを使う/使わない、入力支援のソフトは市販/フリーウェア、等々選択肢もあり、それぞれ得失があります。日本語入力コンソーシアムのサイトや拙サイトのリンク集で、情報を探すと面白いと思います。

ぜひ楽しい親指シフトライフを見つけてください。

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2004/07/18

Re: おれはにこらがすきなんぢゃあぁ

この記事にしろ、きー・おぶ・ごーるど( トラックバックができないようですがどうして?)にしろ、らびさんの文章センスには脱帽です。本記事については、親指シフトのことをコメントで書くと少ししつこいと思い、これまで控えておりましたが、もうそろそろいいかなと思い、トラックバックさせていただきます。

前に読んだ、物理学者スティーブン・ホーキングの本に、「本に数式をひとつ入れるごとに読者が半分になる」と書いてありましたが、親指シフトについても、「親指シフト」と言うたびに知らない人は「またか」という反応をされてしまうかもしれません。らびさんは親指シフトと書かないで親指シフトを説明することのできる才能の持ち主ではないかと推測されます。ぜひその才能を生かして、どんどん親指シフトの輪を広げてほしいとおもいます。決して邪道ではないですよ!

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2004/07/15

Re: MacでにこにこNICOLA

私のブログへの最初のトラックバック!内容がMacで親指シフトときたら、こちらもトラックバックせざるを得ません。
http://uzuraman.cocolog-nifty.com/eye/2004/07/macnicola.html

実は私も2台マックを持っていて、2台とも親指シフトキーボードがつながっています。電源を入れれば動くようになっているのですが、もうほとんど使っていません。いろいろな仕事をするにはハードが非力で(一つはLC630、もう一つは初期のG3)あるからです。

ですから、マックでの親指シフトについてはあまり語ることはできないので、専門家に任せたいと思います。そういえば、昔マックで親指シフトを使うことを熱心に書いていた人もあまり出て来なくなっちゃったな。でもTeslaを作るような新しい人が出てきているからいいかな。

今でもこのキーはNICOLAで何?とか訊かれても答えられませんが、文章を打つときは手が勝手に覚えているのでキーを見ないで打てます。

私も、例えば、左手の中指でホームポジションの上の段はなんという文字?と聞かれたら、つまってしまいます。このことがタッチタイプができない人には分からないんですよね。ほんと不思議です。

こうして、パソコンを買う人が日本語入力に対して、問題意識を持ち、特に金銭的な投資を強制されることなく、自分に適したと思える入力方法を最初から選べるという状況。これが一番理想的な日本語入力環境の導入の姿だと思います。

こうした観点から見ると、富士通はOASYSを売っていた時は、親指シフトの機種をJISかなの機種と同じ値段で売っていた訳だから、たいしたものだと言う気がします。

ちょっと気になったのは、投資が必要なのは金銭の問題だけではなく、手間が大変ということもあるのではないでしょうか。たしかにフリーウェアで環境を作ることはできるにしても、結構、敷居は高くなってしまうのかなと思います。人によっては「金は出すからとにかく簡単に親指シフトを使えるようにしてくれ」という需要もあるのかなと考えます。

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2004/07/13

Re: 親指シフトキーボード3 2004/07/12(月)曇

http://kitagawa.cocolog-nifty.com/dekigoto/2004/07/20040712.html

こちらのトラックバックに応えて、また新たな記事を書いていただいた。だんだん、話が深まるようでうれしい。

親指シフトキーボードについて私が願いたいこと、それは、56K外付けアナログモデム並の入手のしやすさでパソコンショップに置いてくれぇ、というものだ。

(中略)

しかし一般に売ってないもの、サードパーティというかフリーウェアというか、あまり一般の目に触れないエミュレーターを使ってようやく親指シフト化できるものって、それでも商品か。

もっともな話で、「少数派はつらいよ」ということですよね。でも、それでどうした?ということもできるわけで、居直りか開き直りか信念か狂信か分からないけど、まあ、面白いから使ってみるかということもできるんじゃないかなと思っています。

なお、富士通専門店Accessでは親指シフトキーボードや親指シフトのノートパソコンなどを見られるようです。知っておられるかもしれませんし、一つの店が展示しているかどうかといった問題じゃない!とお叱りを受けるかもしれませんが、とりあえず実物を触って見たりすることは可能なようです。

私は親指シフトキーボードが衰退し、絶滅の危機にある状態を危惧している。そしてそうなってしまった、そうしてしまった人々や会社に「私の手を返せ」と言いたい。

もちろん、使う人が減ってくれば悪循環でますます使う人が減ってくるということになるわけですが、それなら少なくとも自分は最後の一人になっても(おおげさ)使っていくぞ、という気持ちになればいいのかなと思っています。もちろん、北川さんがおっしゃられていることが、「少なくとも悪循環に陥らない程度のユーザーを確保できるようにみんな努力しろ」ということだとは分かっているんですけどね。

リーズナブルな範囲の努力で、親指シフトが使えるようにすることは親指シフトコミュニティー全体の責任でしょう。そのための努力も少しずつでもやっていくしかないかなと思います。

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2004/07/11

Re: 親指シフトキーボード2 2004/07/06(火)晴

http://kitagawa.cocolog-nifty.com/dekigoto/2004/07/20040706.html

このブログの前の記事にコメントしたら、すぐに新しい記事を書いていただいた。こちらにもコメントしようと思ったが、いろいろ書きたいことが浮かんでくるような内容で、コメントとしては長くなり、あまり格好がよくないかなと思い、どうしたものかと思案していた。トラックバックを使えばスマートにできるかなと思い、急遽、このブログを立ち上げた。私にブログを立ち上げるよう、背中を押してくれた記事とも言える。

捨てないで未だに持っていることで、私の気持ちを察して欲しい。 (中略) 結局私はJISローマ字に宗旨替えをした。

これなんですよね。親指シフトを離れて他の入力方式に喜んで変わったということが少ないことがきわめて多くのことを語っている気がする。だからこそ、親指シフトを使う人が高いハードルを越えずに使える、いろんな意味での環境を整えることが重要だ。

この過程で一番いけないのは富士通のマーケティング的大失敗だ。

こうした話は言いたい人が沢山いるだろうから、あえて私がここで言うことは避ける。別に富士通に対して何らかの利害関係を持っている訳ではないが。

サイテーなのは国が新JISという新しいキーボードを出したときだ。これは1キー2文字であったが、富士通をあざ笑うために「小指シフト」だった。富士通は裏金を使ってでも親指シフトをJIS化するべきだった(話のたとえ)。小指シフトはまったく日の目を見ずに絶滅した。

話のたとえとは言え、思わず笑ってしまった。いや、本当は笑うような話ではないかもしれない。後にまったく使われなくなるような規格を提唱し、決定したことの責任はどこにあるのか、その背景にもし、特定企業(複数の可能性も)の利害にかかわる問題が深くかかわっているとしたら、等々、政策決定論のケーススタディーとしても、あるいは調査報道の対象としても取り上げられる実例かもしれない。

また、日本語IMEもデファクトスタンダード(事実上の世界標準)のMS-IMEにはうまくマッチできず、富士通製のJapanistとか言うマイナーなIMEでないと正常動作しないらしい。 こうしてますますマイノリティーの道を歩んでしまった。

日本語IMEをOSに付属して販売していることに、なぜだれも異を唱えないのだろうか。ブラウザをOSに無料で付属して販売したことがあれだけ大きな独占禁止法上の問題となったことを考えれば、これはもっと大きな問題だとも言える。なぜなら、日本語IMEは使う人の好みが大きく異なるものであるからだ。ブラウザはなんやかんや言ってもやることは結局は大きな違いがあるものではない。ところが、日本語IMEは使用者の使い勝手を大きく作用するファクターであり、文字を入力するという、およそパソコンを使う際に使わずに済むことがほとんどないものを、OSと密接不可分であるとの理由で無料で付属させて販売してもらっては困る。OSと日本語IMEとのインターフェースに関してもどの程度の情報開示がされているかも分からない。このような状況で、OSに付属しているという理由でデファクトスタンダードとしてしまってはいけないのである。もちろん、それぞれのIMEの出来不出来の問題についてはきちんとした議論が必要であろう。

この論点を踏まえた上で、親指シフトの使用者を救う道として、Japanistや親指ひゅんに備わっている機能を他のIMEにライセンシングすることが考えられる。もちろん、その交渉は商業ベースでやって良いだろう。親指シフト使用者のコミュニティーのやるべきことは、交渉の当事者に対して、そうした交渉をすることが十分意味を持つことだということを納得させることではないか。

使用者の使い勝手を大きく左右するインターフェースについては、マジョリティーもマイノリティーもない。自分が使い易いものを使うという原則を常に掲げていく必要がある。知識を大切にする社会、知識を作り出す人を大切にする社会とはそういうものである。

忸怩たる思いで今日もJISキーボードに向かうのである。

という思いをしなくて済むような環境を作ることが、これからの社会の競争力の源泉となっていくのである。

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2004/07/10

ブログ「親指シフトウォッチ」を始める

はじめまして、杉田伸樹です。

ココログ「親指シフトウォッチ」を始めた理由について簡単に説明します。

これまで、親指シフトを広めるという目的で私がしてきたウェブ上での活動(その他、例えば活字メディアなどでは何の活動もしていません)は大きく分けると、以下の通りです。

1.他人のサイトで・・・掲示板での発言やブログのコメント
2.自分のサイトで
(1)自分の考えをそのまま載せる・・・ホームページ
(2)他人の考えも載せる・・・掲示板

これらをどのように使うかは、きちんとしたルールがある訳ではないのですが、おのずと得意不得意の部分があることは当然です。他人のサイトでの発言は、そのサイトの主催者が面白い考え方をしていたり、集まってくる人たちが面白かったりすればとても内容が充実した活動ができますし、管理の責任を負うこともありません。自分のホームページは自分の考えていることをストレートに出すことができ、責任も楽しみも一人で独占することになります。自分のサイトの掲示板には、いろいろな考え方の人が来てくれれば、面白い場になります。

このような雰囲気の違いに加えて、活動の記録が残るかどうかという違いがあります。掲示板等の発言は、基本的に保存の努力をしないとある程度たまると消えていってしまう傾向にあります。自分のサイトの発言(他人のものも含めて)については、このことが惜しいと思い、管理者の権限と責任で過去ログとして保存、公開をしました。しかしながら、他人のサイトでの自分の発言は、もともと自分で保存することをしておかないと、その記録は残りません。そういうことを一々やっていくのも、一つの考え方ですが、あまりに煩瑣で、インターネットでの活動のスピードについていくのがしんどくなる可能性があります。

インターネットでの情報発信で最近注目を集めているのがウェブログ(以下ブログ)です。私も親指シフト関係の記事をブログで見つけることが多くなっています。親指シフトを広めるための活動の一環として、こうした記事にはなるべくコメントをするようにしているのですが、こんどはその管理が大変になってきました。どのブログにコメントしたか、それへのコメントはあったかなどを常に覚えていなければならず、数が増えて来ると大変になってきます。

自分の活動の記録の管理の道具として、自分がブログを開設したらどうかと思うようになりました。ブログにはトラックバックという機能があり、それを使うと、他人のブログでの記事に関連した発言を自分のところで書いても、議論の筋道がある程度分かるようにすることができます。自分のブログで記事を書く場合は、その管理は自分の権限と責任で行うことができるようになります。これは大きな利点です。もちろん、自分のブログを持つことはそれなりの努力とリソースを必要としますが、それでも他の方法に比べると簡単にできるのではないかと思い、この度、本ブログを開設することにしました。

主としてブログ上での親指シフトに関する記事をもとに私の考えを書き、親指シフトの普及に役立てればと思っています。お気軽に、コメントやトラックバックを使っていただければと願っています。

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